アメリカのボランティアマッチングサイト:Taproot+

アジア・プロボノ会議に来ていた米国TAPROOT FOUNDATIONの代表の方が満を持して紹介していたのが、Taproot+です。

彼女は、プロボノ(ボランティア)の出会い系サービスだと言っていましたが、いわゆるボランティアとボランティアをリクルートしたい団体とのマッチングサイトです。

使い方はとてもシンプルで簡単です。
まずは、自分のスキルを登録し、自分のスキルセットに合った団体(プロジェクト)を探します。

やりたいプロジェクトに応募すると団体側から返信があり、プロジェクトがスタートするという流れです。

どのプロジェクトも団体のミッションと今回のプロジェクトスコープ(ボランティアにやってほしいこと)と進め方が記載されており、とても見やすい構成になっています。

2014年10月30日現在、約50弱のプロジェクトが登録されています。
米国最大のボランティアマッチング団体であるTaprootが運営しているので、そのうち検索しないと全部見きれないくらいのプロジェクトが登録されると推察されます。

ITスキルを生かしたプロジェクトはどんなものがあるかご紹介します。

プロジェクト例

GLOW FOUNDATION002

経済的な支援が必要な学生やその家族を支援し、全ての学生が大学へ行けることをビジョンとしている団体です。

現在Excelで管理している「奨学金申込者」や「奨学金受領者」の管理をSalesforceによる
管理に変更したいと考えており、Salesforceの設定変更を依頼できるプロボノを探しています。

 

GIRLS IN THE GAME003

女子学生にスポーツを行う機会や健康や食事に関する教育、リーダシップの増進を行っている団体。

団体のWebサイトは8年同じものを利用しており、一般ユーザも使いやすいWordPressへの移行をしたいと
考えており、WebデザインとWordPressへの移行を依頼できるプロボノを探しています。

 

DC YOUTH ORCHESTRA PROGRAM004

育った環境や能力、経済的背景に関わらず、若者に対して高品質な音楽教育を提供することをミッションとしている団体。

幾つかの質問に答えることにより、どの楽器を演奏するのがいいのかが分かるWebアプリケーションを構築したいと
考えており、Webアプリケーションを構築できるプロボノを探しています。

考察

同じITに関するテーマだと、SalesforceやWordPressをキーワードにした依頼が多く見受けられます。

日本でもNPOはSalesforceは10アカウントまで無料なので、CRMとしては米国でもSalesforceが使用されているようです。

Webサイトはもちろん無料で一番有名なWordPressですね。
これも日本のトレンドとほぼ同じです。

あとはデータ分析やマーケティングキャンペーンのコンサルティング、映像編集やロゴデザイン写真撮影といったプロボノを募集しています。

今のところは、経営戦略立案や人材育成、マーケティング系のプロジェクトは少なくて、デザインとWeb作成が多いイメージです。

こういう既存のモデルを活用したWebサービスがどのように進化していくのか、今後の展開が見逃せないサービスですね。

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